大空町２年度予算案　学校運営協議会を設置　統合高校開校に向け準備

（市町村 2020-03-06付）

　【網走発】大空町は２日、令和２年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比２３・２％増の９７億８１８１万円。うち、教育費は３７・１％減の７億７３０２万円となった。女満別中学校大規模改修工事の終了に伴い大きく減少した。

　主な事業をみると、小・中学校へのコミュニティ・スクール導入に向けた学校運営協議会設置に３５万円を計上。そのほか、高校魅力化推進に３１７９万円を充て、引き続き女満別高校と東藻琴高校の統合による新しい高校の開校に向けた準備を進める。

　教育関係の主要事業はつぎのとおり。

▽幼稚園教育＝１３５５万円

▽認定こども園運営＝１億３９８６万円

　１０月に開園する女満別地区認定こども園に運営費を給付し、子ども・子育て支援の充実を図る。

▽認定こども園整備＝９億７６２７万円

　認定こども園の設置・運営主体となる社会福祉協議会に対し、女満別地区および東藻琴地区に整備する施設の建設費を補助する。

▽小・中学校教育振興＝５８１９万円

▽高校通学対策助成＝３２８万円

▽高校制服購入費助成＝２２８万円

▽女満別高生徒寄宿舎管理＝１４７９万円

▽高校魅力化推進＝３１７９万円

▽校歌音源保存＝２５０万円

　閉校した学校も含めた町立学校等の校歌を保存するため、音源化を実施する。

▽学校運営協議会設置＝３５万円

▽学校施設長寿命化計画策定＝７４３万円

▽スクールバス運行＝８８７５万円

▽学校給食費補助＝２６９８万円

▽学校給食センター管理運営＝３９０４万円

▽姉妹都市等教育交流＝３９８万円

▽子育て支援ネットワーク充実＝３１４万円

　子育てを支援する講座の開催や放課後子ども教室活動プログラムの企画等を行う社会教育コーディネーターを配置する。

▽子ども放課後週末活動支援＝１３７万円

(市町村 2020-03-06付)