小・中臨休受け滝上町図書館　家庭学習と読書充実を　本配送、読んだ本で創作も

（コロナウイルス関連 2020-03-23付）

　【網走発】滝上町図書館は、新型コロナウイルス感染防止に向けた小・中学校の臨時休業措置を受け、町内在住の小・中学生を対象とした家庭学習支援の取組を展開している。「子どもの本お届けサービス」「読書体験創作コンテスト」の２事業を行い、子どもたちの家庭学習や読書活動の充実を図る。

　町内の小・中学校は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、２月２７日からあす２４日まで臨時休業している。

　それを受け、同館では子どもたちの家庭学習支援の取組として、①子どもの本お届けサービス②読書体験創作コンテスト―の２点を展開することとした。

　①では、同館職員が自宅まで図書を配送。同館職員がおすすめの本を選ぶ「おまかせ５冊コース」と、蔵書の中から好きな本を選ぶ「好きな本５冊コース」の２コースを用意している。

　貸出期間は２週間で、返却は文化センター正面玄関の返却ポストか図書館カウンターで受け付ける。

　②では、家庭にある材料を使って、休業中に読んだ本をもとに感じたことなどを絵、貼り絵、工作などの方法で表現した作品を募集。最も本を読んで感じたことを表し、かつ環境に優しい作品には教育長賞を授与する。

　締め切りは４月１５日。応募作品は４月１６日から３０日まで文化センターに展示する。

(コロナウイルス関連 2020-03-23付)