当別町教委　臨時休業中の分散登校　小は月・木　中は火・金　１回６０分　１教室２０人程度

（コロナウイルス関連 2020-04-16付）

　当別町教委は、５月６日までの臨時休業期間における分散登校の方針を決めた。小学校は月曜日と木曜日、中学校は火曜日と金曜日に実施。各校で学年ごとに登校時間帯を２つに分けた。１回６０分程度とし、１教室当たりの児童生徒数は２０人程度としている。

　町は、新型コロナウイルスの感染が札幌市内を中心に拡大している状況を踏まえ、１３日の町新型コロナウイルス感染症対策会議において、１４日から町内小・中学校４校を臨時休業する方針を決定した。

　臨時休業中の分散登校は、小学校が月曜日と木曜日、中学校が火曜日と金曜日に実施。登下校時に３つの密（密閉・密集・密接）が生じないよう、学校種ごとに曜日を設定することで、スクールバス１台当たりに乗車する児童生徒数を減らした。

　学年ごとに登校時間帯を２つに分け実施。１回６０分程度とし、健康確認や学習課題の配布などを行う。

　１回目の分散登校は、当別中学校が１５日に行っており、当別小学校と西当別小学校がきょう１６日、西当別中学校があす１７日を予定。初回の分散登校時に、各学校で学習課題を配布することとしている。

　１教室当たりの児童生徒数は２０人程度とし、教室外のホールや空き教室などの使用を検討。心のケアについては、教員が登校時に観察するほか、保護者・子どもの相談に適宜応じることとしている。

　町教委は、道・札幌市緊急共同宣言を踏まえ「町新型コロナウイルス感染症対策本部の“隣接の町として札幌市と同様の危機感をもって対応に当たる”という方針のもと、“子どもたちの命を守る”ため、臨時休業に踏み切った」としている。

(コロナウイルス関連 2020-04-16付)