十勝管内社教主事協議会　マスクの型紙など掲載　各市町村にリーフレット

（コロナウイルス関連 2020-04-21付）

切り取って使える型紙（クリックすると拡大表示されます）

　【帯広発】十勝管内社会教育主事会協議会（大鳥居仁会長）は、管内における新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、マスクのつくり方や型紙を掲載したリーフレットを発行した。立体型布マスクや簡易型ハンカチマスクの作製手順や、切り取って使える型紙を掲載。各市町村教委に提供し、担当職員が地域の保護者や高齢者などに届ける。

　リーフレットは、布の裁断の仕方や丈夫なマスクになる縫製方法を紹介。輪ゴムとハンカチを使った簡易マスクのつくり方も掲載している。

　配布の対象は、裁縫が得意な高齢者や中・高生の保護者など。管内各市町村教委の社会教育担当者にデータを送付し、役場や社会教育施設、公的施設などを通じた配布を検討。自身の子どもや近所の子ども、地域のマスクがなくて困っている人に提供するなど、活用を期待している。

　リーフレット作成に協力した十勝教育局社会教育指導班の山崎浩二社会教育主事は、「地域の高齢者や保護者に届くように紙ベースでの配布を考えている」と話す。

　大鳥居会長は、「各市町村の社会教育担当者の創意工夫で地域の皆さんに届けてくれることを願う。マスクがなくて困っている人のためにつくってあげるなど、地域づくりのきっかけとなれば」と願っている。

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使い心地がよいと話す山崎主事

(コロナウイルス関連 2020-04-21付)