羅臼町教委・情セン Web研修　ビデオ会議の活用学ぶ　５４人受講し意見交流　

（コロナウイルス関連 2020-06-04付）

センター、町内３校、町教委事務局を結んだ

　【釧路発】羅臼町教委は５月２９日、道立教育研究所附属情報処理教育センターとのWeb研修を実施した。センターと町内小・中学校３校、町教委事務局をインターネットで接続し開催。教職員５４人が説明や意見交流などを通して、ビデオ会議システムZoomの効果的な活用方法などを学んだ。

　３密回避など新しい生活様式が求められる中、学校側からZoomの活用方法や実践事例などを研修したいとの要望が挙がったため、町教委が情報処理教育センターに相談。センターの教育関係機関等連携研修講座の一環として行うこととなった。

　研修は、センターと羅臼小学校、春松小学校、知床未来中学校、町教委を接続して開催。講師は、センターの山寺潤主任研究研修主事と田中耕一主任研究研修主事が務めた。

　ICT活用が求められる背景を確認したあと、演習としてZoomを体験。基本的な機能、操作方法などを確認した。

　引き続き、自校における使用を想定して会場ごとに協議したほか、セキュリティ対策などの留意点を確認。質疑応答も行い、効果的な活用方法について理解を深めた。

　参加者からは「今後も臨時休業が起こる可能性を考えると必要になるスキル。使い方を覚え活用していきたい」「学校での活用についてイメージをもつことができた」などの感想が寄せられた。

(コロナウイルス関連 2020-06-04付)