札幌市教委　在宅勤務で通知　妊産婦は継続可能に　特別休暇取得も容認

（コロナウイルス関連 2020-06-04付）

　札幌市教委は、市立園・学校の管理職あてに学校再開に当たって在宅勤務などの取扱いについて事務連絡した。新型コロナウイルス感染症によって重症化するリスクが高い、妊産婦の在宅勤務の継続を可能とした。また、特別休暇の取得については、子の世話を行う必要があり、ほかに子を預ける手立てがない場合などは、引き続き取得が認められることも示した。

　市教委は１日からの学校再開に当たり、新型コロナウイルス感染症の関連の事務連絡を行った。

　在宅勤務については、１日から学校再開となったことから終了としたものの、妊産婦については新型コロナウイルス感染症によって重症化するリスクが高いことから、在宅勤務の継続を可能とした。

　特別休暇の取得については、子の世話を行う必要がある人で、ほかに子を預ける手立てがない場合などは引き続き、取得を認める。分散登校などによって一部の時間でのみ子の世話を行う必要がある場合は、その時間のみの承認も可能とした。

　児童生徒の健康確認については、原則学校に入る前に健康状態を健康チェック表などで確認する必要があることを、あらためて強調した。

　所属職員の健康管理については、毎朝および毎晩の検温を引き続き実施し、変調があった場合は所属長に報告させることとしている。

(コロナウイルス関連 2020-06-04付)