旭川市立小・中の夏季休業　小１４日、中１６日短縮　授業日は給食を提供

（コロナウイルス関連 2020-06-04付）

　【旭川発】旭川市教委は、市立小・中学校における夏季休業期間の短縮の方針を固めた。小学校が８月６～１７日、中学校が８月８～１７日と設定。小学校は当初の計画から１４日間、中学校は１６日間の短縮となる。心身の負担に配慮するほか、給食は小・中とも授業日に提供する。

　夏季休業は当初、小・中学校共に７月２３日～８月１７日の２６日間と設定していた。学校の臨時休業が長期化したことから、小学校は８月６～１７日の１２日間、中学校は８月８～１７日の１０日間とした。

　これに伴う授業時数の確保については、小学校１～４年生は７月２３日～８月３日の間に６日間とし、心身の負担等に配慮する。５・６年生は７月２３日～８月５日の期間で８日間とした。

　中学校は、全学年で７月２３日～８月７日まで期間で１０日間。３年生については授業日の学習活動に合わせて、学習相談や進路相談も実施。土曜授業は行わず、平日のみ通常どおりの授業を行う予定。

　給食は小・中学校共に、授業日に提供する。

　時数確保について、市教委は「小学校１～４年生で約３０コマ、５・６年生で約４０コマ、中学生は約６０コマ分の実施ができる見通しとなった」と話す。

　なお、時間割の編成は各学校長の判断で行われる。

　冬季休業は、当初１２月２５日～来年１月１７日の２４日間としていたが、小学校が１２月２９日～来年１月６日、中学校が１２月２９日～来年１月４日となる見通し。今後の感染状況によって、さらに検討を重ねていく必要があるため、市教委は「冬季休業等の日程については、あくまでも現時点での目安」としている。

(コロナウイルス関連 2020-06-04付)