地区校長会2年度事業計画等② 石狩管内小中学校長会
(関係団体 2020-06-22付)

◆活動の方針

▼信頼される学校経営のもと、管内教育の安定と充実・発展に努める

▽信頼と秩序に基づく学校経営を批准し、関係機関・団体との連携を深め、管内教育の充実を図るとともに、学校の自主性・自律性の確立を目指し、学校経営の改善・充実に努める

▼職能向上を目指す研修活動の推進と教職員の資質向上に努める

▽全国・全道の研究会への積極的な参加および管内校長会の研究主題に基づく組織研究を強力に推進するとともに、職員の学校経営参画意識を高め、人材育成に寄与する研修活動の充実を図る

▼管内における教育諸課題を把握し、その解決に努める

▽管内教育活動を円滑に進めるために教育諸条件の改善と整備充実に努めるとともに、教職員全体の処遇改善、福利厚生にかかわる課題を的確に把握し、要望活動等を推進する

▼組織の強化と実態に即した会務の推進に努める

▽各市町村校長会との連携を深め、情報交換や支援体制を図り、組織機能を強化し、円滑で効率的な会務の運営に当たる

▼会員相互の交流活動の推進に努める

▽会員相互の連会を深め信頼関係を築くとともに、共通意識をもって教育活動を推進するために、情報の交流や会員の親睦を図る

▼3年度道小学校長会教育研究大会石狩(千歳)大会の成功に向け、組織の総力を挙げて準備に当たる

▽2年度は大会準備委員会を発足させ、大会の全体構想を検討し、準備業務を推進する

◆研究主題

「自立・協働し、未来を創る石狩の子どもを育成する学校教育の推進」

▼副主題

▽「自立した人格」と「未来を切り拓く資質・能力」を育成する学校経営の在り方

▼期間

▽元~3年度(3ヵ年計画)

▼研究主題設定の趣旨

 人口減少・高齢化、技術革新、グローバル化、子どもの貧困、地域格差等の多くの課題に加え、人口知能(AI)の進化、超スマート社会の到来等によって、先のみえない時代が訪れようとしている。

 今、学校には、その変化に柔軟に対応し、生じる課題を解決できる力を身に付けた子どもたちを育成し、未来に送り出すという大きな期待が託されている。

 また、近年、日本各地で台風の大型化、集中豪雨、地震等天災による被害が顕著になってきている。

 さらには、交通事故、不審者、非行、薬物乱用、いじめ・不登校等、将来ある子どもたちの健全で安全な生活を脅かす事象も複雑化・多様化し、対応が難しくなってきている。

 このような中、学校が社会の信頼を得ながら子どもたちを指導するためには、教育を担う教員の資質向上とともに、次代のミドルリーダーや管理職を育成していく必要がある。

 さらには、社会の模範となるべき教員による交通違反、体罰、金銭事故、服務規律違反等の信用失墜がないよう、管理職は、職員を守る観点からも未然防止に努める必要がある。

 本年度は、教職員の資質・指導力の向上を図り、展望や参画意識をもたせ、学校の教育力を高める研究・研修体制の確立と、学校の中核を担うミドルリーダーや次代の学校経営を委ねる管理職人材を学校現場において育成していくための方策と成果を明らかにしていきたい。

 また、地域・家庭との確かな信頼関係を築きながら、かけがえのない子どもたちの健全で安全な生活を守る学校の在り方・方策を究明していきたい。

◆研究内容

【第1協議題(元年度)】

 時代の要請に応える、創意と活力ある学校経営の推進

【第2協議題(2年度)】

 社会の信頼・負託に応える確かな学校経営の推進

▼課題① 未来の教育を担う人材育成の推進

▽視点ア 教職員の資質・能力と学校経営参画意識の向上

▽視点イ 次代を担う教頭・主幹教諭・ミドルリーダーの育成

▼課題② 子どもと職員を守る安全教育の推進と服務管理の徹底

▽視点ア 保護者・地域の信頼に応える服務管理の徹底

▽視点イ 子どもを守る安全教育と危機管理体制の確立

【第3協議題(3年度)】

 社会の変化を柔軟に受け止め、子どもたちの確かな生きる力を育む学校経営の推進

(関係団体 2020-06-22付)

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