地区校長会2年度事業計画等③ 小樽市校長会(関係団体 2020-06-23付)
◆重点目標
「学校運営の強化」
「小中一貫教育の前進」
「業務改善の推進」
◆取組の目的
▽校長が職を全うできる学校組織づくりの推進
▽将来の人材育成を視野に入れた学校体制の確立
▽小中いずれの学校でも共有できる業務改善の実践を通した働き方改革の推進
▽教育行政執行方針を踏まえた各中学校区における小中一貫教育の推進
◆研究計画
【小学校長会】
▼研究主題
学校経営ビジョンの実現を図るための組織づくりにおける校長の役割と指導性
▼主題設定の理由
これからの学校教育には、子どもたちが様々な変化に積極的に向き合い、他者と協働して課題を解決していく力や様々な情報を再構成し新たな価値につなげていく力、複雑な状況変化の中で目的を再構築していく力を育成していくことが求められている。
「よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創る」という目標を学校と社会が共有し、連携・協働しながら、新しい時代に求められる資質・能力を子どもたちに育む社会に開かれた教育課程の実現を図っていく必要がある。
校長は、これからの教育の方向性を見据えながら諸課題に向き合い、教育の質を高めるための評価を充実させ、学校経営の改善・充実を継続的に図っていくとともに、学校経営に対する適切な説明責任を果たし、保護者・地域等から理解と参画を得ながら、学校・家庭・地域の連携・協働による学校づくりを進めることが重要。
▼研究の視点と内容
▽学校経営ビジョンの実現に向けた運営組織の構築と組織的な取組の推進
学校経営には、将来を見据えた明確な学校経営ビジョンに基づく教育活動を推進する組織が必要であり、教育課程の充実と目標を達成する学校の体制整備が不可欠。
校長には、リーダーシップを発揮して、学校経営ビジョンを明確に示すことで、教職員に課題解決への方向性や具体策を理解させるとともに、目標達成に向けて活力と実効性がある運営組織を構築していく取組が求められる。
▽活力ある学校運営の推進に向けた組織活性化の取組
各学校では、校長が示す学校経営ビジョンの実現に向け、様々な教育課題の解決に向けた学校運営が推進されているが、その実効性をより高めるには、学校組織をさらに活性化し、教職員個々の課題意識を高め、資質・能力を最大限に発揮できる組織の在り方や体制づくりが必要。
校長には、リーダーシップを発揮して、組織における教職員一人ひとりの役割を明確にし協働性を高めていくとともに、教職員自らが意欲的に職能の向上に努めて力を発揮し、組織の一員としての所属感や満足感が得られるような組織活性化に向けての取組が求められる。
【中学校長会】
▼研究主題
社会を生き抜く力を身に付け、未来を切り拓く日本人を育てる中学校教育~理論研修、実践校の教育活動から学び、小樽市小中学校全体の改善に役立てる
▼主題設定の理由
今日、学校は、組織力強化、人材育成、小中一貫教育、働き方改革を進めていくことが強く求められている。
これらの課題を改善していくためには、小・中に分かれ、研究部を中心とした研究推進では止まらないことから、校長会全体としての研修の機会をつくる必要がある。
校長会全体の研修に向け、小・中の各研究部は、道小・道中における今後の研究発表を視野に入れ、それぞれ担当を決め研修を深めること、また、小樽市のすべての小・中学校の現状を把握し、改善に向けた提案をすることおよび研究内容を校長会全体に還元していくものとしたい。
令和6年度の道中での提言発表に向け、その内容である「勤務時間を意識した働き方の推進と学校運営体制の充実」を受け、働き方改革を中心に研修を深める。
本年度は、提言に向けた方向性の確認の年とし、理論研修や実態の把握の年とする。また、校長会全体の重点目標を意識し、学校経営の強化、小中一貫教育の前進についての研修も深める。
▼研究内容
▽学校経営の強化
▽小中一貫教育の前進
▽業務改善の推進
(関係団体 2020-06-23付)
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