道公教2年度活動方針・計画 創立55年記念講演開催 帯広大会は次年度に延期(関係団体 2020-06-23付)
道公立学校教頭会(=道公教、西村貴史会長)は、令和2年度活動方針・活動計画を決定した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、第54回道公教研究大会帯広大会の次年度延期を決定。本年度は創立55周年に当たることから、来年2月22日に記念講演会を開催するほか、記念会誌を発刊する。
新型コロナウイルス感染症の影響で総会を中止し、書面決議した。
活動の重点では、各地区教頭会における研究実践交流などの研究活動の充実、全国公立学校教頭会(=全公教)と連動した教育活動の推進、校長会等と連携した要請活動の推進を掲げた。
活動計画では、第54回道公教研究大会帯広大会開催の1年延期を決定。26日、札幌サンプラザで理事研修会を開き、「3密を避ける学習環境の整備」「子どもの学びの保障」をテーマに、教頭の責務、対応策などについて意見を交わす。
本年度は創立55周年に当たることから、来年2月22日に記念講演会を開催し、記念会誌を発刊することを決めた。
研究活動では、第12期全国統一研究主題「未来を生きる力を育む 魅力ある学校づくり」、キーワードに「自立・協働・創造」を設定。道公教サブテーマ「夢をもち未来を創り出す力を育む 活力ある学校づくりの推進」のもと、継続性、関与性、協働性を通し、組織的な実践的研究に取り組む。
なお、本年度は第15次3ヵ年継続研究の1年次となる予定だったが、連動する全公教との整合性を図るため年次計画を再構築する。
活動の方針、重点、計画の概要はつぎのとおり。
▼活動方針
学校教育に求められている今日的課題の解決に向け、教頭の研修活動を組織的かつ継続的に推進し、人間性豊かな児童生徒の育成のため、校長を支え、教職員の資質向上を図る学校運営に努める(研修)。
会の組織や機能の強化を図り、教育条件の整備、教職員の処遇改善の実現、および福利厚生の施策の充実に努める(要請)。
▼活動の重点
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を考慮し、各地区教頭会における研究実践交流を主体として、ブロック研修会など、研究活動の充実に努める。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を鑑み、道公立学校教頭会第15次3ヵ年継続研究の年次計画および研修体制を再構築し、全国公立学校教頭会第12期全国統一研究主題による研究方針と内容の共有化、各ブロック研修活動との連携に努める。
関係諸機関との密接な連携をとり、重点的な要請活動を積極的に推進する。
教頭数の減少、昇任者年齢の若返りが進んでいるため、会員相互の信頼を強め、さらに研修・会議の記録保存を通して、活動の充実と組織の強化に努める。
▼活動計画
▽新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を考慮した、地区教頭会における研究大会、ブロック研修会の充実と全国研究部長会への参加
▽組織強化のための情報提供、ホームページの内容の工夫と充実および新型コロナウイルス感染症拡大防止を考慮した地区事務局長・地区研修担当者合同研修会の開催
▽教頭の職務遂行および処遇改善にかかわる事項の調査活動と要請活動の関連強化
▽会誌・会報・研究紀要・研究集録の編集発行と内容の充実
▽道小学校長会・道中学校長会、道教委など関係諸機関・団体との密接な連携
▽教頭職の処遇改善ならびに福利厚生活動の推進
▽教頭職にかかわる諸問題の早期把握と改善策の実施
▽第15次3ヵ年継続研究における道公立学校教頭会研究大会について、新型コロナウイルス感染症の感染防止措置に基づき、関係諸機関や各教頭会と連携した開催年次計画の再編成
※帯広大会は本年度開催中止とし、次年度延期開催とする
▽義務教育費国庫負担制度の堅持に向け、全道の関係諸団体と連携した活動の継続と強化
(関係団体 2020-06-23付)
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