清里町３年度予算案　認定こども園整備へ　外国人英語講師３人に

（市町村 2021-02-24付）

　【網走発】清里町は１９日、令和３年度予算案を発表した。一般会計は、前年度当初比６・４％増の５２億３３００万円。教育費は、６１・０％増の６億８１５３万円。清里小学校の大規模改修などによって大幅な増額となった。

　新規事業では、認定こども園の整備に向け、先進地視察や研修会を実施する認定こども園推進に８２万円を計上。

　そのほか、外国人英語講師の配置を拡充し、２人から３人に増員。１４４５万円を充てた。通信料の負担やサポーターの配置などを行うＧＩＧＡスクール運用支援には６８９万円を措置した。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり。

▽清里中冷房設備設置（新規）＝６４６万円

　校舎南側の校長室、職員室、音楽室に冷房設備を設置し、生徒や教職員の環境改善を図る。

▽認定こども園推進（新規）＝８２万円

▽外国人英語講師（拡充）＝１４４５万円

　外国人の英語指導助手を学校、幼稚園、保育所、学童保育に安定的に派遣し、国際理解教育の充実に努める。

▽教育支援員配置（拡充）＝８６９万円

　学校教育・社会教育の充実や生涯学習および子育て支援の推進を図る。２人から３人に増員。

▽給食費補助＝２１００万円

▽清里高総合支援対策＝１８６９万円

▽特別教育支援員＝１７８９万円

▽清里小大規模改修＝１億９９９６万円

▽ＧＩＧＡスクール運用支援＝６８９万円

　ＧＩＧＡスクールの運用開始に伴う通信料などの必要な経費および、教職員が教育用ＩＣＴ機器を適切に活用し、学習活動を充実させるため、専門的な知識・技術を有するサポーターを配置し支援する。

(市町村 2021-02-24付)