深川市３年度予算案　ＩＣＴ活用し教育推進　高等看護学院建設に６．２億

（市町村 2021-02-25付）

　【岩見沢発】深川市は１９日、令和３年度予算案を発表した。一般会計の総額は前年度当初比４・９％増の１６８億１０００万円。うち教育費は１２・８％減の９億２８８９万円で、構成比は５・５％となっている。

　主なものでは、市立高等看護学院建設に６億１６３７万円を計上した。

　新規事業では、ＩＣＴを活用した教育推進に３８８万円、一已小学校非構造部材耐震化に３５７万円を盛り込んだ。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり。

▽市立高等看護学院建設＝６億１６３７万円

　学生の安全性確保や修学環境の整備を図ることによって、今後も安定した学生を確保。

▽一已小非構造部材耐震化（新規）＝３５７万円

　屋内運動場照明器具の耐震化。

▽学習サポートプログラム＝４１８万円

　放課後教室や長期休業中の学習支援（チャレンジ深川）の充実。

▽ＩＣＴを活用した教育推進（新規）＝３８８万円

▽公立高校魅力づくり＝７５６万円

　模擬試験・資格試験受験費用、通学交通費を助成し、市内公立高校を支援。

▽私学振興（拓大・クラーク高校）＝５０３７万円

　拓殖大学北海道短期大学による入学生確保に向けた取組やミュージカル公演などの地域交流事業を支援し、卒業生の地元定住化を促進。クラーク記念国際高校の特色ある教育活動や地域との交流促進の取組を支援。

(市町村 2021-02-25付)