石狩管内へき・複連が定期総会　加盟校の連携強化を　生田委員長再任決まる

（関係団体 2021-04-22付）

本年度の活動計画などを審議

　石狩管内へき地・複式教育研究連盟は１９日、札幌市内かでる２・７で定期総会および研究協議会を開いた。研究主題に基づいて管内の連盟加盟校の連携を強化し、研究を進めることを確認。役員改選では、委員長に江別市立北光小学校の生田康人校長を再任した。

　開会に当たり、生田委員長があいさつ。例年、研究大会はプレ開催と主開催の２回を行ってきたが、本年度から主開催のみとすることを示した。

　また、前年度の研究大会におけるＩＣＴ活用の事例発表にふれ、「石狩管内の小・中学校も実践を深め、新たな試みに挑戦していかねばならない」と述べ、学校間の連携を深めるよう呼びかけた。

　続いて、前年度の会務経過や会計決算などを報告。議事に移り、本年度の活動計画や会計予算に関して審議した。

　令和元年度から５年次計画で進めている道へき複連第１０次長期５ヵ年研究推進計画に基づき、研究主題を「主体的・協働的に学び、ふるさとへの誇りと愛着をもった人間性豊かな子どもの育成～児童生徒一人ひとりが仲間とつながり、地域とともに“生きる力”を伸ばす学校・学級経営と学習指導の充実を目指して」と設定。管内の連盟加盟校の連携を強化し、研究を進めることを示したほか、活動計画や年間予定を確認した。

　役員改選では、生田委員長を再任した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝すべて校長、敬称略＝

▽委員長＝生田康人（江別市北光小）

▽副委員長＝松原謙二（千歳市駒里小中・新）、丸山真嗣典（石狩市厚田学園・新）

▽事務局長＝鈴木直道（千歳市支笏湖小・新）

▽事務局次長＝村田敏彰（千歳市東小・新）

▽監査＝渡辺弘行（江別市野幌小）

(関係団体 2021-04-22付)