道議会文教委員会（令和３年５月１１日）　旭川市内の事案　連携強め指導助言　いじめ根絶への対応

（道議会 2021-05-13付）

　いじめ根絶に向けた対応について質疑が行われた。

　旭川市教委は、２月に中学２年生の女子生徒が死亡した事案について、いじめによる重大な被害を受けたかどうかを確認するため重大事態として認定。４月下旬、市の第３者委員会において調査を進めることを決定した。

　道教委の鈴木淳学校教育監は、調査委員会による事実の全容解明、当該事案への対処、再発防止を目的とした調査が適正に行われるよう、教育局と市教委がこれまで以上に連携を強め、必要な指導助言、援助するとの考えを示した。

　また、道いじめ問題審議会でいじめ防止対策を審議するほか、各市町村教委による各種校長会とのオンライン会議などを開催するとし「道内すべての学校で教職員一人ひとりが児童生徒理解を深め、いじめをしない、させない、許さない学校づくりと、いじめ根絶に向けて必要な行動、取組を早急に始めることができるよう、徹底した取組を進めていく」と答弁した。

　佐藤禎洋委員（自民党・道民会議）、木葉淳委員（民主・道民連合）、寺島信寿委員（公明党）の質問に対する答弁。

(道議会 2021-05-13付)