道議会予算特別委員会（令和３年６月２９日）　社会教育と一体で　読書の重要性啓発　幼児教育

（道議会 2021-07-02付）

　幼児期の読書活動に対する質疑が行われた。

　道教委の倉本博史教育長は、幼児期における読書の重要性を啓発するため、保護者向けの動画を作成し、SNSなどで発信する考えを示した。

　道教委によると、ことしの子どもの読書週間において読書に親しむ図書館まつりや特別展示などの工夫した取組を実施した市町村は１２８市町村。絵本を通して親子がふれ合うきっかけをつくるブックスタート事業などは１７７市町村で実施している。

　倉本教育長は、幼児期から本にふれる機会を設けて読書に親しむ習慣を身に付けることが重要であるとし、保育者が幼児期からの発達段階に応じた子どもと絵本とのかかわり方を学び、理解・実践する研修を実施する考えを示した。

　SNSなどで保護者などを対象に幼児期における読書の重要性を啓発する動画や絵本の紹介などを行うとし「幼児教育と社会教育が一体となった取組を進め、生涯にわたって読書を通じ、心豊かに生きることができる人間性の基礎を育むよう努めていく」とした。

　佐藤禎洋議員（自民党・道民会議）の質問に対する答弁。

(道議会 2021-07-02付)