ＱＲコード健康観察等　道教委　ＨＰに学校感染予防事例

（コロナウイルス関連 2021-09-14付）

　道教委は、学校における新型コロナウイルス感染予防の実践事例vol.１を作成し、ホームページで公開した。ＱＲコードによる健康観察、端末の動画撮影機能を活用した家庭での調理実習など、小・中・高・特４校種における感染予防の好事例を掲載。全教職員による感染症対策の一層の徹底に向けて活用を呼びかけている。

　１０日付で関係者に通知。第一段となる実践事例では、「登下校や学校生活」「授業の実施」「部活動指導」に関する８事例を掲載している。

　登下校や学校生活の事例では、生徒玄関にＱＲコードを掲示して健康状態を申請させている高校の取組や、給食当番の健康観察票を活用して健康状況を把握している中学校の取組を掲載。

　授業の取組事例では、端末の動画撮影機能を活用して家庭で調理実習を実施している小学校、オンライン会議システムによる英語学習を実施している特別支援学校を紹介している。

　部活動指導の取組では、当番制による感染対策担当を決めて生徒主体で消毒やマスク着用などを確認することで、部内全体で意識を高めている例や、生徒同士の感覚を確保し、背中合わせで発声練習を行う合唱部の取組を伝えている。

(コロナウイルス関連 2021-09-14付)