道教委 コロナ拡大早期探知へ モニタリング協力を 無料 学校単位で検査可(コロナウイルス関連 2021-09-08付)
道教委は、小・中学校等における新型コロナウイルス感染症拡大の早期探知のため、モニタリング検査の実施にかかる協力を呼びかけている。検査は無料で、学校単位で可能。2週間以内に登録した学校に検査キットが送付される。
政府は8月25日に新型コロナウイルス感染症の基本的対処方針を変更。「都道府県は政府が行うモニタリング検査に、小・中学校等の教職員も積極的に参加するよう協力を行う」ことを追記している。
モニタリング検査は、無症状者に対してPCR検査を行い、データを分析することで感染源の早期探知、早期対応につなげることが目的。万一陽性だった場合、本人同意のもと個人情報の提供を依頼してフォローアップする可能性はあるが、感染再拡大の検知や感染源把握に必要な情報を越えることはない。
検査は無料。実施を希望する学校には内閣官房・管理団体のホームページに登録後、オンライン説明会の案内が送付される。検査方法・回数・参加人数などの相談に基づき、検査会社が学校に対して2週間以内に検査キットを送付。各教員が検体を採取したのち、まとめて返送する流れとなる。
(コロナウイルス関連 2021-09-08付)
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