札幌市もみじ台中ともみじ台南中　両校の通学区域を統合　札幌市教委　中学校統合で　４年　ニセコ町のまちづくり

（札幌市 2021-12-22付）

　札幌市教委は、２０日の教育委員会会議に札幌市立中学校の統合に伴う通学区域の設定案を提出した。来年４月のもみじ台南中学校ともみじ台中学校の統合に伴い、統合後のもみじ台中学校の新たな通学区域を設定。通学区域審議会からの答申を踏まえ、統合後のもみじ台中学校の通学区域について、現在のもみじ台中およびもみじ台南中の通学区域を合わせた区域を設定した。

　通学区域の設定および変更は、市教委の附属機関である札幌市立小学校および中学校通学区域審議会の答申などに基づき、教育委員会会議で決定している。

　もみじ台地区の中学校統合にかかわっては、昨年１２月に保護者や地域住民、学校関係者で構成するもみじ台地域学校規模適正検討委員会を設置。１月１９日に市教委教育長あてに「両校が統合し、４年４月に開校すること」「統合後の校舎は既存のもみじ台中学校を使用すること」などを記した意見書を提出した。

　９月２８日には、市立小学校および中学校通学区域審議会で統合後の通学区域について諮問。１０月２５、２６日に統合校開校に向けた説明会を開催したほか、１１月１１日に通学区域審議会から統合後の通学区域について、もみじ台中ともみじ台南中の校区を合わせた区域が妥当である旨の答申書を受領した。

　今月９日の第４回定例市議会において「札幌市学校設置条例の一部を改正する条例案」が可決された。

　これらを踏まえ、市教委は２０日の教育委員会会議に統合後のもみじ台中の新たな通学区域の設定案を提出。現在のもみじ台中およびもみじ台南中の通学区域を合わせた区域を設定した。

(札幌市 2021-12-22付)