【令和４年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道エネルギー環境教育研究委員会　委員長　田口拓也

（関係団体 2022-01-12付）

　謹んで新年のお慶びを申し上げます。また、平素より本研究委員会の活動に対しまして、深いご理解と温かいご支援を賜り、厚くお礼を申し上げます。

　本会は、エネルギー・環境教育の推進を目的とし、その研究・交流の場を広げようという教育関係者を中心として、平成１４年２月２５日に発足しました。

　本年度も、新型コロナウイルス感染症対策から、毎年５月に行っている役員会・総会は、書面会議とすることからのスタートとなりました。その後も新型コロナウイルス感染症対策を継続せざるを得ず、毎年夏休みに行っていた道内視察を中止するなど、当初の計画どおりに会の運営や研究が進んでいかない状況が続いています。

　このような状況ですが、２月に全体研修会を開催します。本会設立の趣意書に「人類の存在基盤に関わる、エネルギーや環境という最も重要な課題について今こそ真剣に考える時と認識します」とあります。コロナ禍で思うように委員会を進めることができなかった私たちですが、今がそのときです。立ち止まるのではなく、「どうしたらできるか」「どのように変化させていくのか」を考え、新しい本研究委員会の運営の在り方や研究実践の形を探っていきたいと考えています。

　本年も、コロナ禍の中での研究推進となりますが、道南支部・旭川支部・道東支部とともに持続可能な社会を担う児童生徒の育成に力を尽くしてまいりますので、皆様の変わらぬご指導とご支援を心よりお願い申し上げます。

▼新年度の事業計画

▽全体研修会・役員会

・期日＝２月１９日（土）

▽役員会・総会

・期日＝５月予定

▼事務局＝札幌市立山鼻中学校（幹事長・熊谷誠二校長）

(関係団体 2022-01-12付)