【令和４年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道算数数学教育会　会長　相馬一彦

（関係団体 2022-01-11付）

　謹んで新年のお慶びを申し上げます。皆様には、日ごろから北海道算数数学教育会（北数教）の教育研究活動にご理解とご協力をいただき、厚くお礼申し上げます。

　北数教は、北海道の算数数学教育の振興を図ることを目的として、小学校、中学校、高校の３部会が連携して、研究主題「未来社会を切り拓く力を育む算数・数学教育の探究―主体的・対話的で深い学びの実践を通して」のもと、理論的・実践的な教育研究を行っています。

　最も大きな事業は、北海道を５つのブロックに分けて輪番制で毎年開催している全道大会です。昨年の第７６回全道大会（釧路大会）は、新型コロナウイルス感染症に伴い、初めてオンラインで開催しました。開催に当たっては、例年にはない新たな課題も多くありましたが、研究大会の在り方として、これからの北数教の活動に生きる貴重な財産にもなりました。

　ことしは、第７７回全道大会が岩見沢市を会場に開催されます。数学的活動の一層の充実を目指した算数数学教育について確認したり、学び合う機会にしたいと思います。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

　なお、来年度の第７８回全道大会は、旭川市を会場に開催する予定で準備を進めています。

▼新年の事業計画

▽第７７回北海道算数数学教育研究大会（岩見沢大会）

・期日＝１１月１０日（木）～１２日（土）

・会場＝岩見沢市民会館・文化センター（まなみーる）、岩見沢市立中央小学校、岩見沢市立光陵中学校、岩見沢緑陵高校

・内容＝３部会ごとの講習会、公開授業、領域別分科会

▽公式サイト＝「北数教」で検索可能

▼事務局＝札幌市立篠路中学校（事務局長・岡田直也校長）

(関係団体 2022-01-11付)