【令和４年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道国公立幼稚園・こども園教育研究会　会長　安達啓一

（関係団体 2022-01-11付）

　謹んで新年のお慶びを申し上げます。平素より本研究会の活動に対し、ご理解とご支援を賜り、心より感謝申し上げます。

　本研究会は、昭和３８年から幼児教育の実践的研究に取り組んでおります。昨年は、研究大会主題を「質の高い幼児教育の充実」、副主題を「幼児期にふさわしい生活を支える保育者の役割」として、研究を進めてまいりました。

　１０月には、第５９回北海道国公立幼稚園・こども園教育研究大会第１ブロック札幌大会を札幌市において開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の拡大状況を考慮して、オンラインでの実施といたしました。オンライン開催となったことから保育の公開を行うことはできませんでしたが、３つの分科会において実践に基づく研究発表が行われました。協議を進める上での様々な工夫もあり、活発な研究協議を行うことができました。

　講演会では、高知学園大学・短期大学教授の山下文一様に、ご講演いただきました。これからの教育の方向性から、小学校教育との接続について具体例を示しながらお話しいただき、あしたからの実践につながる大変有意義な講演会となりました。なお、札幌大会の成果は研究集録としてまとめることができました。

　本年は第２ブロック留萌大会を予定しております。公開保育や研究協議を通して、全道の幼児教育の発展に寄与できるように努めてまいります。

　今後も、本研究会へのご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

▼新年の事業計画

▽令和４年度総会

・期日＝５月１４日（土）

・会場＝ホテルライフォート札幌

▽第６０回北海道国公立幼稚園・こども園教育研究大会第２ブロック留萌大会

・期日＝７月２７日（水）

・会場＝増毛町立認定こども園あっぷる、小平町立小平幼稚園

▼事務局＝札幌市立手稲中央幼稚園（事務局長・氷見登弓園長）

(関係団体 2022-01-11付)