【令和４年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道教育評価研究会　会長　小松田靖

（関係団体 2022-01-07付）

　謹んで令和４年の新春のお慶びを申し上げます。また、日ごろより本会の諸活動に対しまして、深いご理解と温かいご支援をいただいておりますことに厚くお礼を申し上げます。

　本会は、昭和４２年に「教育評価に関する研究を行い、北海道教育の向上に資すること」を目的として発足しました。道内で、教育評価の研究を中核となって推進してきた団体としての自負と責任をもち、毎年、教育評価に関心のある方にご案内をして研究大会を開催しています。

　昨年１１月には、教育評価総合研究所代表理事である鈴木秀幸氏をお招きして、二年ぶりとなる第５２回の研究大会を開催できました。中学校では新学習指導要領の全面実施の年、小学校では二年目を迎える中で、活発に交流しつつ評価の在り方について研究を深めることができたと考えております。

　さて本会は、札幌市および近郊の事務局員が中心となって研究推進や大会の企画運営を行いつつ、オホーツク、十勝、渡島などの各支部をはじめ、道内各地からの協力を得て研究を進めてきました。

　しかし、近年の会員構成の変動や、特にこの１～２年における新たな研究推進体制を踏まえ、今後の研究組織の形や運営の在り方などについて、現在見直しと検討を進めています。

「指導と評価の一体化」の意義は、現在ますます重要となっています。情報を発信しつつ、研修と交流の灯を絶やさずに教育評価研究の充実発展に寄与できる形を探っていきます。本年５月に予定している総会において今後の会の在り方を協議・決定したものを発信したいと考えております。

　今後とも、本会へのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

▼新年度の主な事業計画

▽総会＝５月

▼事務局＝千歳市立日の出小学校（事務局長・加藤敏幸校長）

(関係団体 2022-01-07付)