【令和４年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道へき地・複式教育連盟　委員長　温泉敏

（関係団体 2022-01-11付）

　謹んで新年のお慶びを申し上げます。平素より本研究連盟の事業推進に対し、ご理解とご支援を賜り、心より感謝申し上げます。

本連盟は昭和２３年単級複式教育研究連盟として発足しました。以来、へき地・小規模・複式形態の３特性を生かし、地域に根ざした教育の探求と、へき地校の教育条件の整備を進めてきました。

本連盟の大きな事業として全道大会があります。ことしは「産業豊かな多様性に満ちた胆振の地から　子どもたちに未来へ飛躍する力を」をスローガンに、胆振管内で全道大会を開催いたします。

　ことしの大会も昨年に引き続き、授業のライブ配信や授業などで見ることができなかった会員への「ワンモア配信」「ダイジェスト版」などを実施する予定です。

　分散会は、例年どおり３つの提言をもとに協議をしていきます。また、公開授業では、遠隔授業やデジタル教科書を使った授業も実践していく予定で、一人でも多くの会員に参加してほしいと強く願っています。

　ことしは大会における授業研究を中心に、課題解決に向けて交流を進め、研究の輪を広げ、さらなるへき地・複式・小規模校の教育の充実・発展を目指していきたいと思います。

　今後とも、よろしくお願いいたします。

▼新年の事業計画

▽全国へき地教育研究大会北海道ブロック大会・第７１回全道へき地複式教育研究大会胆振大会１ｓｔステージ

・期日＝９月１４日（水）～１５日（木）

・会場＝洞爺湖文化センターほか

・内容＝全体会（開会式・講演会）、分散会、分科会（管内４～５会場）

▼事務局＝占冠村立占冠中央小学校（事務局長・井上隆一校長）

(関係団体 2022-01-11付)