【令和４年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道高等学校音楽教育研究会　会長　石若拓哉

（関係団体 2022-01-07付）

　年頭にあたり、謹んで新春のお慶びを申し上げます。平素より本研究会の活動に対しまして、ご理解とご協力を賜り、深くお礼申し上げます。

　昨年は、１１月５日に第６３回北海道音楽教育研究大会岩見沢大会が大会主題「音楽のよさを分かち合い、確かな力を育む音楽教育」のもと、会場とオンラインのハイブリッドで開催されました。

　高校部会は、岩見沢西高校の杉山佳寿子教諭が「日本の伝統音楽・箏曲の基本奏法」を題材に、新学習指導要領の目標と内容に沿って素晴らしい研究授業を行いました。授業参観後の研究協議では、出席者から活発な意見が出されました。箏の奏法や指導法に加え、楽器環境の整備や生徒の評価、１人１台端末の活用方法など、実技科目である音楽の方向性について話し合いました。

　また、１１月２７日には本研究会主催の教員対象実技研修会「楽曲分析からアプローチする歌唱指導」をテーマに、札幌大谷大学の内藤淳一先生を講師にお迎えして札幌南高校で開催しました。こちらも授業に即活用できる内容で、充実した研修会となりました。

　さらに、全道１１地区の授業研究会や演奏会も新型コロナウイルス感染症の減少に伴い、規模を縮小し行いました。

　本年は、１１月１８日、帯広市で第６４回北海道音楽教育研究大会十勝・帯広大会を開催いたします。多くの先生方の参加をお待ちしております。

　今後とも、皆様の一層のご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

▼新年の事業計画

▽第６４回北海道音楽教育研究大会十勝・帯広大会

・期日＝１１月１８日（金）

▽地区主催（道内１１地区）の授業研究会、実技研修会、演奏会等

・期日＝各地区で計画予定

▽機関誌『どるちぇ』の発行＝２月予定

▼事務局＝大麻高校（事務局長・松本浩司教諭）

(関係団体 2022-01-07付)