札幌市中学校長会　今後の活動方向性　５～７年度で継続研究　４年度は全日中大会準備推進

（札幌市 2022-02-10付）

　札幌市中学校長会（中村邦彦校長）は４年度以降のの研究の方向性を固めた。４年度は、１０月開催の第７３回全日本中学校長会研究協議会札幌大会の準備・運営を推進。５年度からは、新たな研究主題を掲げ、７年度までの３ヵ年継続研究を進める。研究主題・内容は４年度の１年間で検討。社会情勢を踏まえ、様々な課題に柔軟に対応していく。

　３年度は、共同研究基本主題に「新たな未来を紡ぎ、よりよい社会を創る力を育む札幌市中学校教育」を設定。活動方針には、国や札幌市の教育の方針、重点などを踏まえ、共同研究基本主題のもと、会の組織と機能を一層充実させながら校長としての研鑚と職能の向上を目指して研究を推進してきた。

　活動の重点では、①校長会の組織・運営の強化と研修の充実②学校経営の改善と充実③学校経営の条件整備と教職員の待遇改善④教育関係機関や諸団体との連携強化―の４点を据え、各取組を推進。校長が学校運営において適切な判断や実践、難局で支援し合えるよう、情報共有と協働支援を進めてきた。

　４年度は、第７３回全日本中学校長会研究協議会札幌大会の準備・運営に当たる年。会としての研究主題や活動方針等は掲げず、大会で交わされる発表・提言などを通して、会員の知見を広げる。

　５年度からは、新たな研究主題を掲げ、７年度までの３ヵ年継続研究を推進。研究主題・内容は４年度の１年間で検討することとし、社会情勢を踏まえて様々な課題に柔軟に対応していく考え。

(札幌市 2022-02-10付)