伊達市４年度予算案　校務支援システム導入　伊達小校舎　３ヵ年で改築

（市町村 2022-02-24付）

　【室蘭発】伊達市は２１日、４年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比１２・１％増の総額２０４億２７７２万円。教育費には４９・４％増の２５億１４０３万円を計上した。伊達小学校校舎改築事業に着工することから大幅な増額となった。

　伊達小校舎改築は４～６年度の３ヵ年で整備する。総事業費は２６億３２５９万円で４年度は１０億５６４１万円を充てる。

　主な新規事業では、校務支援システムの導入に５７２万円、ワイファイ未整備家庭の支援を目的としたオンライン学習通信環境整備事業に７２万円を計上した。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり。

▼民生費

▽子ども発達支援事業専門支援＝２６万円

▽発達支援センター運営＝１５８万円

▽児童デイサービスセンター運営費補助金＝３８６万円

▽障害児通所給付費＝１億４０９８万円

▽児童手当支給＝３億７５５４万円

▽子どもショートステイ＝２１万円

▽地域子育て支援拠点施設運営管理＝１６８６万円

▽大滝保育所運営管理＝３７２５万円

▽子どものための教育・保育給付費負担金＝６億７４６７万円

▽民間保育所整備補助金（新規）＝２億２４５６万円

▼衛生費

▽ピロリ菌検査・除菌支援＝５４万円

▼教育費

▽いじめ重大事態調査委員会＝１４万円

▽学校適正規模推進＝４７３万円

▽不登校等対策＝８３万円

▽ＧＩＧＡスクール構想維持管理＝１６７０万円

▽ＧＩＧＡスクール構想推進＝３８５万円

▽校務支援システム（新規）＝５７２万円―教職員の長時間労働を解消し、教育の質の維持向上を図ることを目的に、業務の効率化のための統合型校務支援システムを導入

▽オンライン学習通信環境整備（新規）＝７２万円―ワイファイ未整備家庭に対し、ルーターの代用として貸し出す携帯端末に関わる経費

▽学力向上実践＝２２４万円

▽ふるさと創生教育「だて学」推進＝３４万円

▽ネイティブスピーカー伊達地区活用＝２１４７万円

▽ネイティブスピーカー大滝地区活用＝６１５万円

▽レイクカウチン中学生派遣＝１０９８万円

▽だてっ子イングリッシュ・アドベンチャー＝２７４万円

▽伊達小校舎改築＝１０億５６４１万円

▽放課後子ども教室運営＝２８９万円

▽放課後児童クラブ運営＝２０５７万円

▽児童生徒文化・スポーツ振興事業補助金＝５００万円

▽市立学校文化活動・全道大会等参加費補助金＝４２万円

▽だて歴史の杜食育センター運営管理費＝３億６９４４万円

(市町村 2022-02-24付)