安平町４年度予算案　骨格　早来小・中整備で増額　１０月新校舎完成予定

（市町村 2022-03-07付）

　【苫小牧発】安平町は１日、４年度予算案を公表した。４月に町長選を控えた骨格編成だが、一般会計は継続の大型事業が全体を押し上げたため前年度当初比１３・６％増の９８億５００万円となった。うち教育費は８０・４％増の２９億９００万円。義務教育学校化する早来小・中学校整備に２２億５４００万円を計上したことで大幅増となった。

　教育関係の主な事業では、１０月に校舎が完成予定の早来地区義務教育学校関連事業を盛り込んだ。工事請負費が大半を占める整備事業のほか、早来地区小・中学校閉校・開校記念事業に２００万円、校章デザイン等を進める開校準備事業に３４９万円を計上した。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり。

▽通学路等安全対策＝３９６万円―カラー舗装修繕等

▽早来地区小・中学校閉校・開校記念＝２００万円

▽早来小・中学校整備＝２２億５３８３万円

▽早来地区義務教育学校開校準備＝３４９万円―校章デザイン等制作

▽追分高存続支援＝７００万円

▽学習用タブレット端末整備＝２０３万円

▽ICT機器整備＝２０８１万円―ディスプレー、プロジェクターなど

▽あびら教育プラン推進＝１９３９万円

▽公民館図書室整備＝３５７万円―早来地区義務教育学校図書室整備

(市町村 2022-03-07付)