和寒町４年度予算案　骨格　「新しい学び」に対応　研修会や指導員配置など

（市町村 2022-03-08付）

　【旭川発】和寒町は２月２５日、４年度予算案を発表した。１月に町長選を行ったため骨格編成となっており、一般会計は前年度当初比７・９％減の４１億５８００万円。教育費は１３・７％減の２億９４５８万円となった。

　学力向上や情報教育推進、地域とともにある学校づくりなどの事業を継続するとともに、新学習指導要領が示す「新しい学び」への対応として、町内で教育講演会や授業力向上研修会、学力向上指導員の配置などを行う。

　教育関係事業はつぎのとおり。

【教育文化】

▼学校教育

▽「新しい学びへの対応」推進＝１３５万円―教育講演会、授業力向上研修、学力向上指導員配置

▽学力向上推進＝４２万円―漢字検定、英語検定に補助

▽情報教育推進＝２９２万円―小学校のデジタル教科書購入、学習支援ソフト使用料

▽地域とともにある学校づくり＝３１万円

▽国際理解教育＝５０６万円―ＡＬＴ配置

▽学校給食費負担軽減＝３２６万円

▽高校生通学費等支援＝６８８万円

▽奨学資金貸付（ふるさと生活応援免除）＝１６７万円―無利子奨学資金の貸し付け（卒業後、町内に居住する者の返還額を減免）

▽教育アドバイザー配置＝３８５万円

▽特別支援教育推進＝６７７万円―特別支援員配置

▽登下校支援＝３０８０万円―スクールバス委託

▼社会教育

▽未来を拓く人づくり推進＝２０万円―児童生徒への国内外研修派遣・交流事業費用補助

▽文化活動支援＝１１８万円

▽芸術文化公演会支援＝２８０万円

▽図書館資料整備＝３２４万円

▼スポーツ

▽体育施設指定管理＝６３６０万円

▽スポーツ交流活動促進＝２５２万円

(市町村 2022-03-08付)