様似町４年度予算案　校務支援システム導入　高校進学者に端末購入費

（市町村 2022-03-10付）

　【苫小牧発】様似町は３日、４年度予算案を公表した。一般会計は前年度当初比４・５％増の４６億９６００万円。うち教育費は３・１％増の３億４７００万円となった。新規事業では高校に進学する町内中卒者向けに端末購入費の一部を助成する。また働き方改革の一環として小・中学校に校務支援システムを導入する。

　主な事業をみると昨年９月からスタートしたスクールランチ事業を継続。コープさっぽろに配食を委託し子どもたちに温かい昼食を届ける。また、これまで実施してきたミルク給食は新たに無償化して継続する。

　主な事業はつぎのとおり。

▽高校生のパソコン購入助成（新規）＝５６万円―高校に進学する町内生徒への端末購入経費一部助成

▽校務支援システム導入・小学校（新規）＝５９万円

▽ミルク給食無償化・小学校（新規）＝１３１万円

▽校務支援システム導入・中学校（新規）＝５９万円

▽ミルク給食無償化・中学校（新規）＝８３万円

▽高校生徒遠距離通学費補助＝２６０万円

▽スクールランチ・小学校＝８５７万円―自己負担１食２００円とし差額を扶助

▽様似小学習補助員＝８２２万円―特別支援を要する児童や授業の進行に遅れがちな児童のため４人配置

▽英語指導助手の配置＝１５０１万円―ALT２人と国際交流員１人を配置

▽スクールランチ・中学校＝６３９万円―自己負担１食２００円とし差額を扶助

▽様似中臨時教職員配置＝３８１万円

▽放課後児童クラブ開設＝６６３万円―小学１～３年生対象に放課後児童施設ひまわりに開設

▽放課後子ども教室開設＝２３５万円―小学４～６年生対象に放課後児童施設ひまわりに開設

(市町村 2022-03-10付)