道教委　プログラミング教育事業　指定校の成果等発信　実践事例集第４編を作成

（道・道教委 2022-03-30付）

　道教委は、『教育の情報化に関する実践事例集（プログラミング教育第４編）』を作成した。プログラミング教育事業の研究実践校２０校の授業実践やカリキュラム・マネジメントの好事例を掲載している。

　道教委は元年度からプログラミング教育事業を開始。研究実践校２０校を指定して教科等横断的な教育課程の編成や授業実践を行い、プログラミング教育の充実を図ってきた。

　実践事例集では、各教科等におけるプログラミング教育の実践事例２７事例を掲載している。導入・展開・まとめの各段階におけるポイントや留意点を説明。ビジュアル型プログラミング言語を活用し、実験手順を整理・共有した石狩市立紅南小学校の理科の授業や、ブロックパーツとプログラミングを組み合わせた「レゴＳＰＩＫＥ」を活用した北見市立南小学校の学習などを掲載している。

　カリキュラム・マネジメントの好事例では、プログラミング教育の年間指導計画を作成している厚沢部町立厚沢部小学校や小樽市立手宮中央小学校、情報活用能力全体を見据え指導計画を位置づけている網走市立中央小学校、市内の高校と連携して授業に取り組む岩見沢市立岩見沢小学校を取り上げている。

(道・道教委 2022-03-30付)