札幌市社連　４年度総会　白崎委員長を再任　８月と５年１・２月に学習会

（札幌市 2022-04-13付）

事業計画、役員改選などについて審議した

　札幌市社会科教育連盟（札幌市社連）は９日、ホテルライフォート札幌で４年度総会を開いた。４年度業務・事業計画などについて審議。事業計画には、８月２０日に夏の学習会、来年１月１４日に新春学習会を開くことや、１０月２７、２８日の２日間で開催する全国小学校社会科研究協議会に参加することなどを盛り込んだ。役員改選では、白崎正委員長の再任などを決めた。

　開会に当たり、白崎委員長があいさつ。「豊かな学び合いのある、心揺さぶる社会科授業」を目指す市社連の目標に触れた上で「市社連は全国の社会科を引っ張るトップランナー」と強調。これまでの実践を踏まえ、さらに見直しをかけてブラッシュアップし、１０月の全小社北海道大会に臨むよう求めた。

　３年度業務・事業および会計・決算、会計監査報告のあと、新役員を選出。白崎委員長の再任などを決定した。

　議事に移り、４年度業務・事業計画および会計予算案を審議。活動の方針・ねらいとして「第６０回全国小学校社会科研究協議会研究大会北海道大会第７７回北海道社会科教育研究大会札幌大会（小学校）、第４９回札幌地区社会科教育研究大会の成功を目指す」「４か年研究の４年目、研究の集大成とする年となる。それを踏まえ、研究内容の一層の共通理解と深化を目指し、小中研究部を中心とした連盟の研究が円滑に進むよう、各部の計画を調整・連携させる」など５点を掲げた。

　４年度の重点には「コロナ禍を踏まえた上で、１０月全国大会を見据え、研究の歩みを加速させることができるよう研究推進および運営を支えていく」「学年部会および分野別部会を中心に社会科研究を広め、会員および会員外の社会科学習指導の質の向上と、市の児童生徒の社会科学力の向上に努める学習会を企画・運営し、連盟の社会貢献を進める」など６点を設定した。

　事業計画には、８月２０日に夏の学習会、来年１月１４日に新春学習会、２月に冬の学習会の開催を盛り込んだ。また、１０月２７、２８日の２日間で全国小学校社会科研究協議会を開催することを確認した。

　本年度の役員はつぎのとおり。

＝全て校長、敬称略＝

▽委員長＝白崎正（八軒西小）

▽副委員長＝松尾則明（清田南小）、橋本隆（川北小）、千葉一博（三里塚小）、金澤敦（札苗中）

▽監査＝菅野光明（稲穂小）、三浦聡（手稲東小）―新

▽事務局長＝山本秀夫（真栄小）

(札幌市 2022-04-13付)