札幌市中学校長会　例会・研修会　ミッションの達成を　全日中大会開催へ準備

（札幌市 2022-04-13付）

活動方針や活動の重点などについて確認した

　札幌市中学校長会（富川浩会長）は１１日、ホテルライフォート札幌で４月例会・研修会を開催した。４年度の活動方針や各部の活動推進計画などを確認。このほか、１０月に行われる第７３回全日本中学校長会研究協議会北海道（札幌）大会の開催方法などについて情報を共有した。

　開会に当たり富川会長があいさつ。新会員２４人の加入を歓迎するとともに「校長には必ずミッションがある。それを達成するために、会として１年を充実したものにしていきたい」と呼びかけた。

　その上で「新型コロナウイルス感染症に対応した研修等の見直しや全日中の北海道大会開催に向けた準備を進めていく。今後もコロナへの対応は必要になるが、より良いものにしていきたい」と会員への協力を求めた。

　つぎに、新会員２４人が自己紹介。代表あいさつでは、簾舞中学校の宮武祐子校長が「会の活動や情報を自校の運営に役立てていきたい」と述べた。

　このあと、事務局が説明した４年度の活動方針や活動の重点などを協議。活動方針は「“令和の札幌市中学校長会”構築元年～“ビジョン”と“ミッション”」を設定。校長が学校運営において適切な判断を下し、自信を持って実践し、難局に互いに支援し合えるよう、オンライン、対面研修等の実施方法を研修のねらいに応じて効果的に設定するなど、情報共有と協働支援を図っていくとした。

　活動の重点では「校長会の組織・運営の強化と研修の充実」など４点を掲げ、２０項目の課題解決や推進に取り組むことを確認した。

　本年度の管理・施設・研究・指導・保健体育・進路指導・特別支援教育の各部活動推進計画等の説明では、各部長が登壇。運営方針や年間計画などを示し、諸課題の解決に努めるとした。

　各報告終了後、１０月に予定されている全日中研究協議大会について、大会運営委員長を務める富川会長が説明。本年度はオンラインで開催する方針を示した。オンライン開催の可否は、５月中の全日中第１回理事研修会で決定する予定となっている。

(札幌市 2022-04-13付)