特色化・魅力化推進を　道教委が代表高校長研究協議会

（道・道教委 2022-04-14付）

３２人が対面で参加

　道教委は１２日、第１回全道代表高校長研究協議会を開いた。開会式で堀本厚学校教育局長は、本年度から３ヵ年計画で開始するＳＴＥＡＭ教育推進事業を踏まえ、関係機関等との連携による探究的な学習の積極的な取組を要請したほか、生徒の可能性と能力を伸ばす高校の特色化・魅力化の一層の推進を呼びかけた。

　研究協議会は、本道の高校教育に関する教育行政上の課題などの研究協議を行い、本道の高校における学校運営全般の改善・充実に資することがねらい。

　道高校長協会の本部役員・部会長、各管内の代表高校長ら３２人が参加した。

　開会式で堀本学校教育局長は、実社会での課題解決に生かす教科等横断的な学びが求められているとし、様々な情報を活用、統合し課題の発見・解決や社会的価値の創造に結び付けていく資質・能力の育成を図る重要性を強調。

　ＳＴＥＡＭ教育推進事業などの取組を通し、関係機関・大学等と連携による探究的な学習を推進する考えを示し、各学校における積極的な取組の推進を呼びかけた。

　また、前年度に各高校で策定・公表したスクール・ポリシーを踏まえ、カリキュラム・マネジメントの適切な実施やＰＤＣＡサイクルによる不断の改善を要請し「生徒の可能性や能力を最大限に伸長させる高校の特色化・魅力化を一層推進してほしい」と求めた。

　続いて各課担当者が教育行政上の諸課題を説明し、教育課題の解決に向けて研究協議を行った。

(道・道教委 2022-04-14付)