道特Ｐ連 ４年度総会･研究協議会　会長に岡崎友香氏選出　１０月 オンラインで合同大会

（関係団体 2022-05-18付）

岡崎新会長

　道特別支援教育関係ＰＴＡ連絡協議会（道特Ｐ連）は７日、札幌市内のかでる２・７で本年度総会・研究協議会を開いた。事業計画では、１０月２３日に岩見沢高等養護学校を主会場に、道特別支援教育振興大会との合同大会をオンラインで開催することを決めた。役員改選では、新会長に道盲学校ＰＴＡ連合会長で札幌視覚支援学校ＰＴＡ会長の岡崎友香氏を選出した。

　元年度以来３年ぶりに参集形式での開催となった総会・研究協議会には、関係者約１００人が参加した。

　冒頭、荒木説子会長があいさつ。コロナ禍によって学校行事や活動が中止・変更を余儀なくされる中、各校における児童生徒の安全・安心に配慮した様々な取組に感謝の意を表し「学びを止めないよう、ＰＴＡとしても工夫しながら活動していきたい」と述べた。

　また、民法改正によって成人年齢が引き下げられたことに触れ「学校や家庭でどのようなことが求められるか心配だが、悩みなどを共有できるのもＰＴＡの強みだ」と述べ、会員相互のこれまで以上の連携深化を期待した。

　来賓あいさつでは、道教委の山上和弘生涯学習推進局長が登壇。国の第３期教育振興基本計画で示された障がい者の生涯学習の推進に関する道教委の取組などを示し「共生社会の実現に向けて、取組を一層推進したい」と述べた。

　議事では、３年度事業報告、会計決算報告を承認したあと、４年度事業計画案を審議した。

　事業計画では、１０月２３日に岩見沢高等養護を主会場に道特別支援教育振興大会との合同大会をオンラインで開催することを決定した。

　併せて、４年度以降の合同大会の在り方を協議。開催地区の持ち回りを従来の６地区から９地区に再編した上で、開催形式を参集形式からメーン会場とサテライト会場を接続しリモート配信するハイブリッド形式に変更。参加者の移動負担や大会運営負担の軽減、参集できない会員への研修成果還元を保障する形に改めることを決めた。

　役員改選では、新会長に道盲学校ＰＴＡ連合会長で札幌視覚支援ＰＴＡ会長の岡崎氏を選出した。

　本年度役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝岡崎友香（道盲学校Ｐ連会長・札幌支援Ｐ会長）―新

▽副会長＝菊地直美（道聾学校Ｐ連会長・高等聾Ｐ会長）、菊地千鶴（道特別支援学校知的障害教育校Ｐ連会長・千歳高等支援Ｐ会長）―新、北條俊介（道肢体不自由養護学校Ｐ連会長・真駒内養護Ｐ会長）、菅澤恵梨（道病弱養護学校Ｐ連会長・市立札幌山の手支援Ｐ会長）、長谷川慎介（第２２回合同大会主管校・岩見沢高等養護Ｐ会長）

▽監事＝松本祥二（手稲養護三角山分校Ｐ会長）―新、久留嶋希代子（札幌伏見支援Ｐ会長）―新

▽事務局長＝佐古勝利（札幌視覚支援校長）

(関係団体 2022-05-18付)