道高校長協会各部会が総会等　部会長に札幌東・藤井氏　普通部会　９月２日に旭川大会

（関係団体 2022-05-18付）

本年度から2ヵ年研究を開始することを確認

　道高校長協会は１０日、ホテルライフォート札幌で４年度総会・前期研究協議会を開いた（１２日付１面既報）。各部会等も１０日・１１日の２日間にわたり相次いで総会を開き、４年度の事業計画や役員を決定した。

　普通部会は本年度から２ヵ年研究のテーマを「北海道の新たな時代を拓く普通科教育の創造」とし、活動計画では第３７回道普通科高校長研究協議会・旭川大会を開催することを決めた。役員改選では、新部会長に札幌東高校の藤井一志校長を選出した。

　冒頭、藤井部会長があいさつ。「新学習指導要領の趣旨を捉え、地域の特色を生かした高校づくりが進められている。教育課題の解決に向けて、学び続ける人を育て、新たな価値を創造し時代を切り拓いていく普通科教育の取組を進めよう」と呼びかけた。

　総会では、３年度の調査研究員活動などを報告。つぎに、本年度役員や事業計画を審議した。

　本年度の普通部会の研究主題「北海道の新たな時代を拓く普通科教育の創造」のもと、研究副題に「未来に向かって学び続ける人を育む普通科教育の実現」を設定。社会の変化や、より良い未来の創り手を育てる普通科教育への期待の中、学びの主体を生徒中心に置き、２０年後、３０年後の社会像を見据えて必要となる資質・能力を育成するため、学校経営や学校づくりについて調査研究を進める。

　活動計画では、６月中旬に第２回研究協議会、９月２日に第３７回道普通科高校長研究協議会・旭川大会を開催することを決定した。

　役員改選では、新部会長に札幌東高の藤井校長を選出した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝全て校長、敬称略＝

▽部会長＝藤井一志（札幌東）―新

▽副部会長＝目谷信靖（北広島）、山本英人（札幌東陵）

▽監事＝坂本浩哉（札幌稲雲）―新、川口淳（札幌龍谷学園）

▽常任理事＝福西一成（札幌英藍）、尾﨑茂樹（市立札幌藻岩）、花松均（市立函館）―新

(関係団体 2022-05-18付)