教育旅行回復へ 体験Pなど周知 アフターコロナ見据えた観光戦略(札幌市 2022-06-02付)
札幌市の石川敏也副市長は、コロナ禍によって激減した教育旅行の回復のため、新たに取りまとめた教育旅行向けSDGs体験プログラムや貸切バス助成制度のPRを進める考えを示した。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大以降、わが国は世界的に厳しい入国制限を敷いてきた。一方で、ことし3月、国はビジネス関係者や技能実習生など、観光目的以外の新規入国を許可したことを皮切りに、1日当たりの入国制限を段階的に緩和。6月10日からは観光目的に外国人の受け入れを再開する考えを示していた。
中川賢一議員は市においても、アフターコロナを見据えた「観光戦略の検討・準備を進めるべき」と今後の観光振興策をただした。
石川副市長は、これまで中止やオンライン開催を余儀なくされていた各種大型イベントについて、十分な感染対策を前提に、参集での開催を目指す考えを表明。感染状況に留意しつつ「札幌を旅行先として選んでいただくための様々な取組を、時機を逸することなく実施してきたい」と述べた。
中川議員(自由民主党)の質問に対する答弁。
(札幌市 2022-06-02付)
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