道特協　４年度事業計画と役員体制　１０月２７日から中空知大会　猪股会長再任　新副会長６人

（関係団体 2022-07-07付）

　道特別支援学級・通級指導教室設置学校長協会（道特協、猪股嘉洋会長）の４年度事業計画および役員体制がまとまった。１０月２７日から２日間、滝川市内で第４７回経営研究会中空知大会をオンライン形式で開催することを決めた。また、全道２５地区の編成見直しについても検討を重ね、年度内に決定、５年度実施を目指す。役員体制では、猪股会長を再任したほか、副会長に札幌市立厚別中学校の今野洋介校長ら６人を新任した。

　本年度活動方針では、テーマ「共生社会の形成に向けて、一人ひとりの教育的ニーズに応え豊かに生きる力を育む特別支援教育の推進と充実」のもと、①特別支援教育の充実・発展を図る学校経営の充実②職能の向上のための研鑚を深める③会員相互の連携や５ブロック２５地区の活動の充実・発展④関係諸機関・関係諸団体との連携⑤第４７回経営研究会中空知大会の準備―の５点を設定した。

　１０月２７日から２日間、滝川市を本部にオンラインで開催する第４７回経営研究会中空知大会では、２分科会で計４地区が提言発表する。

　分科会Aでは、宗谷地区が「交流および共同学習の在り方と教育課程の編成に関わる校長の取組」、十勝地区が「個別の指導計画・個別の教育支援計画の活用と一貫した指導支援に関わる校長の取組」について提言。分科会Bでは、東胆振地区が「教職員や特別支援教育コーディネーターの専門性・資質向上に関わる校長の取組」、釧路地区が「学校間・校種間・関係機関との連携による校内支援体制の充実に関わる校長の取組」について発表する。

　このほか、全道２５地区の編成見直しについて検討。地区編成とともに全道大会開催地、提言地区、提言数などについて、４年度中の決定、５年度から実施する方向で協議する。

　このほか、９月２日に第１回在札理事研修会および道特協・札特協合同研修会、来年３月に第２回在札理事研修会を開催することなどを決めた。

　役員体制では、猪股会長を再任したほか、副会長に今野氏ら６人を新任した。

　役員はつぎのとおり。

　　＝全員校長、敬称略＝

▽会長＝猪股嘉洋（札幌市手稲西小）

▽副会長＝佐藤正行（札幌市二条小）、今野洋介（札幌市厚別中）―新、荻澤吐夢（札幌市ひばりが丘小）、加藤広子（小樽市潮見台小）―新、東藤義文（旭川市光陽中）―新、奥崎初恵（函館市北星小）―新、細部善友（苫小牧市開成中）―新、麻生克彦（釧路市鶴野小）、岩城之泰（滝川市西小）―新

▽監事＝小柳俊夫（札幌市北光小）―新、熊谷誠二（札幌市山鼻中）―新、野尻一裕（千歳市北陽小）

▽理事長＝青田佳寿紀（札幌市手稲山口小）

▽副理事長＝関敏明（札幌市発寒西小）

(関係団体 2022-07-07付)