北広島市５年度予算案　全中学校区でＣＳ推進　帰国･外国人児童生徒を支援

（市町村 2023-02-15付）

　北広島市は７日、５年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比９・２％増の３０５億９６２７万円。うち教育費は４・３％増の１９億８１４３万円で、構成比は６・５％となった。

　新たに３中学校区に学校運営協議会を設置し、全中学校区において地域と共にある学校づくりを推進するコミュニティ・スクール推進事業に２４８万円を計上。日本語指導等ボランティアの派遣による帰国・外国人児童生徒の教育支援事業に６６万円を措置した。

　このほか、本格化する防災食育センター整備事業に２６億６８８９万円、不登校いじめ対策・教育相談事業に２５５万円を計上した。

　主な教育関連事業はつぎのとおり。

▼健康・福祉

▽乳幼児保健推進＝１６１万円―３歳児検診での視覚の屈折検査の実施

▼教育・文化

▽不登校いじめ対策・教育相談＝２５５万円―スクールソーシャルワーカーの配置

▽帰国・外国人児童生徒教育支援（新規）＝６６万円―日本語指導等支援ボランティアの派遣による帰国・外国人児童生徒の教育支援

▽コミュニティ・スクール推進＝２４８万円―新たに３中学校区に学校運営協議会を設置し、全中学校区において地域と共にある学校づくりを推進

▽小・中学校の改修＝２億５６９９万円―緑陽中校舎の内部設備改修、東部小と大曲小の防音機能復旧など

▼環境・安全・産業・労働

▽防災食育センター整備＝２６億６８８９万円―災害時における炊き出し機能や平常時における防災、食育学習機能等を兼ね備えた施設の建設

(市町村 2023-02-15付)