東川町５年度予算案〈骨格〉　第三の居場所を整備　子が安心し過ごせる環境

（市町村 2023-03-15付）

　【旭川発】東川町は３日、５年度予算案を発表した。２月に町長選を終えた直後のため骨格編成となっており、一般会計総額は前年度当初比５・７１％減の１２８億８８００万円。教育費は４・７％増の７億９７４７万円となっている。

　新規では、第三の居場所整備に２９５６万円を計上。子どもたちが安心して過ごせる環境を整える。

　教育関係の主要事業はつぎのとおり。

▼総務費

▽国際観光プロモーション＝３７７０万円―高校生国際交流写真フェスティバル事業補助金

▽大雪圏域観光振興プロジェクト＝３６１５万円―探求学習型修学旅行事業交付金４２２万円ほか

▽人材育成環境等整備＝７３００万円―東川高校活動支援補助金５５０万円ほか

▼民生費

▽児童手当支給＝１億１４５７万円

▽子ども医療費給付＝３１２５万円―中学生まで

▼教育費

▽外国青年招致＝４０５９万円

▽外国籍児童生徒等教育支援＝２０７９万円

▽教育課程特例校推進＝６１万円

▽コミュニティ・スクール推進体制構築＝１２８万円

▽小学校学校給食＝６５４５万円

▽中学校学校給食＝３６１０万円

▽スクールバス運行管理＝２７５０万円

▽小学校教育振興＝１８７９万円

▽東川小教育振興＝９７６万円

▽第一小教育振興＝４０７万円

▽第二小教育振興＝３２３万円

▽第三小教育振興＝２４７万円

▽中学校教育振興＝２１９６万円

▽学社連携推進＝４２４万円

▽第三の居場所整備（新規）＝２９５６万円―子どもたちが安心して過ごせる環境で、自己肯定感、人や社会と関わる力、生活習慣、学習習慣など、将来の自立に向けて生き抜く力を育む「子ども第三の居場所」を設置する

(市町村 2023-03-15付)