石狩小中教頭会　５年度総会　新会長に髙橋氏　恵庭小　未来切り拓く力育む学校へ

（関係団体 2023-04-18付）

石狩小中教頭会・髙橋潤一会長

　石狩管内小中学校教頭会は１３日、札幌市内の第二水産ビルで５年度総会を開催した。議事では、新たな研究主題「未来を切り拓く力を育む活力ある学校を創る　教育環境整備の在り方」のもと、活動方針、活動内容を決定。役員改選では、新会長に恵庭市立恵庭小学校の髙橋潤一教頭を選出。髙橋新会長は「目の前の子どもたちの成長に資する教育の充実へ、共に高め合う教頭会を目指したい」と述べた。

　冒頭、澤口敏之会長があいさつ。研究協議会や各種研修会など４年度の活動を振り返り「人と人が顔を合わせた研修の大切さをあらためて実感することができた」と述べた。その上で、子どもたちの資質・能力の確実な育成や、ＩＣＴを効果的に活用した指導の充実、新たな研修制度への対応など、学校現場を取り巻く課題が山積している状況を示し「教育への情熱を持つ教頭が一丸となって、活力ある学校を築く必要がある」と強調。教頭会の横のつながりを発揮し「学校の顔としての役割を果たしてほしい」と激励した。

　議事では、４年度活動報告、決算報告を承認したあと、５年度活動方針、研修計画などを審議した。

　本年度からスタートする第１６次３ヵ年継続研究の研究主題を「未来を切り拓く力を育む活力ある学校を創る　教育環境整備の在り方」と設定。活動方針に、今日的な課題解決に向けた組織的・継続的な取組の推進、職能向上や会員相互の信頼関係構築による教頭会の組織機能の強化などを盛り込んだ。

　役員改選では、新会長に恵庭小の髙橋教頭を選出。髙橋新会長は「目の前の子どもたちの成長に資する教育の充実へ、共に高め合う教頭会を目指して、関係機関と力を合わせて取り組みたい」と抱負を語った。

　役員はつぎのとおり。＝全員新任、敬称略＝

▽会長＝髙橋潤一（恵庭市恵庭小）

▽副会長＝杉原大樹（江別市大麻中）、林克哉（千歳市みどり台小）

▽事務局長＝杉浦浩（恵庭市恵庭中）

▽事務局次長＝伊藤順之（千歳市千歳小）、大山敏広（北広島市大曲小）

▽会計＝舟崎洋史（江別市江別第一小）

▽監査＝木村貴信（石狩市花川南小）、田中美由紀（北広島市大曲東小）

(関係団体 2023-04-18付)