オホーツク校長会　５年度総会　会長に徳増氏　北見小泉中　８月に第５１回研究大会予定

（関係団体 2023-04-20付）

徳増新会長

　【網走発】オホーツク管内校長会は１４日、網走セントラルホテルで５年度総会を開いた。８月に第５１回教育研究大会を開催するなどの事業計画を決定。役員改選では、会長に北見市立小泉中学校の徳増秀隆校長を選出した。

　開会に当たり、緒方隆人会長があいさつ。

　新型コロナウイルス感染症の対策が制限緩和へと移り替わるとともに「子ども一人ひとりの可能性を引き出す教育の推進が加速される」とし「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けた授業改善、９年間を見通した小中連携など急速に取り組まなければいけない課題がある」と述べた。

　また、教育改革を着実に進めていくためにも「校長先生が変化の担い手となり、情報を迅速に共有し、管内校長会が一体となって連携していく必要がある」と呼びかけた。

　来賓あいさつに立ったオホーツク教育局の桑原知己局長は、教員における資質・能力の育成を推進していくよう要請。「実践的指導力や専門性の向上に主体的に取り組む教員の育成に向け、教員一人ひとりの長所やキャリアステージなどに応じて各種研修会の受講を奨励するなど組織的な人材育成の取組を進めてほしい」と期待を寄せた。

　議事に移り、５年度の活動方針や事業計画などについて審議。

　活動方針では「ふるさとオホーツクに誇りをもち、未来社会の創造に挑戦する児童生徒を育てるため、組織の総力を挙げて“チームオホーツク管内校長会”として各市町村校長会や関係機関等との連携を強化し課題解決に努め、地域・保護者の信託に応える学校経営を推進していく」などの内容を示した。

　また、活動の重点には「愛情と信頼に基づく、活力ある学校経営の推進に努める」など８点を掲げた。

　事業計画では、８月１８日に北見市内のホテル黒部で第５１回教育研究大会を開催。研究主題「未来を切り拓き　ともに生きるよりよい社会を創り出す　日本人を育てる学校教育の推進」のもと、講演や分科会などを行う。

　役員改選では、会長に小泉中の徳増校長を選出。徳増新会長は「チームオホーツク校長会として、会員と共に本会の充実に努めていきたい」と抱負を述べた。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝徳増秀隆（北見市小泉中）―新

▽副会長＝鈴木義樹（紋別市南丘小）―新、仲野寿浩（網走市第一中）―新

▽監査委員＝加藤弘一（訓子府町訓子府小）―新、太田依里（遠軽町生田原中）―新

▽事務局長＝天野昌明（北見市小泉小）―新

▽事務局次長＝伊井俊明（北見市北光小）、河村一恵（網走市白鳥台小）、橋本正之（訓子府町訓子府中）―新、藤田哲也（北見市南中）―新

▽会計＝宮崎浩（北見市おんねゆ学園）

(関係団体 2023-04-20付)