帯農高　十勝総振局等と連携し　新規就農プログラム研究　農業経営者が計１１回講義

（学校 2023-06-13付）

　【帯広発】帯広農業高校（佐藤裕二校長）は本年度、十勝総合振興局、ＹＵＩＭＥ㈱と協働して「新規就農プログラムモデル」の研究開発に取り組む。農林水産省の補助事業「農業の魅力発信コンソーシアム」によるもので、道内外の農業経営者が同校農業科学科および酪農科学科の１・２年生を対象に各科７回、計１１回の講義を予定。職業としての農業の魅力を伝え、農業経営を志す生徒の増加を目指している。初回講義は１５日に実施する。

　昨年、農業と生活者の接点となる企業等７社が、農水省の補助事業を活用して「農業の魅力発信コンソーシアム」を設立。農業生産の維持に向けて「職業としての農業の魅力」を発信する機会創出に取り組んでいる。

　今回、十勝総振局と共に、コンソーシアムに参画する企業の一つであり、農業の人材派遣や農作業受託等を支援するＹＵＩＭＥが、同校生徒に対して農業の魅力を発信する「新規就農プログラムモデル」の研究開発を始動する。

(学校 2023-06-13付)