グラウンドを整備　小樽西陵中で建設企業

（学校 2023-06-09付）

　【小樽発】小樽市立西陵中学校（吉岡智尋校長）で５月３１日、地元建設企業の秋津道路（株）道南営業所（仲野内弘満所長）によるグラウンド整備のボランティア活動が行われた。５人の職員らが参加。持ち込んだグレーダー等の建設重機を使ってグラウンドの雑草を除去するなど、環境整備に尽力した。

　道南営業所は「日頃お世話になっている地域に少しでも貢献できれば」との思いで、平成１６年から継続して小樽市内の小・中学校のグラウンド整備を実施している。市の要望を受け、ことしは同校での活動を決めた。

　当日は午前８時３０分から仲野内所長をはじめ５人の職員が参加し、タイヤローラーなど３台の重機を用いて作業を展開。敷地内の土を剥がして雑草を除去したあと、土をならして丁寧に整地し、グラウンドを安全な状態に整えた。

　仲野内所長は「地元への恩返しをとの思いで、活動を続けてきた。子どもたちにけがなく、安全に楽しく使ってもらいたい」と話した。

(学校 2023-06-09付)