中富良野町　６年度予算案　義務教育学校を建設　新校舎　ゼロカーボンへ

（市町村 2024-03-11付）

　 【旭川発】中富良野町は４日、６年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比１６・１％増の９６億８３４７万円。このうち、教育費は８年度の導入を目指す義務教育学校設置に向けた中富良野小・中学校改築等があることから２４・１％増の３８億３６４９万円となった。

　主な事業では、中富良野小・中改築に３４億９４８９万円を措置。８年度に開校を目指す義務教育学校の新校舎の建設費用や現校舎の解体実施設計費用に充てる。

　また、新校舎はゼロカーボンの一環として、従来の室内環境を維持しながら電気や熱などのエネルギー使用量を５０％以下まで削減するＺＥＢｒｅａｄｙ基準を満たす施設にする見通しだ。

　教育関係の主な事業はつぎのとおり。

▽中富良野小・中改築＝３４億９４８９万円―改築工事監理、解体工事実施設計、改築工事ＺＥＢ事業ほか

▽改善センター改修（新規）＝１５００万円―諸室改修、ＬＥＤ照明更新、冷暖房設備設置に係る実施設計を行う

▽部活動指導員配置促進（新規）＝５７万円―野球部・スキー部・剣道部・吹奏楽部に配置する予定

▽子どものための教育・保育給付費＝１億７７６２万円

(市町村 2024-03-11付)