学校法人と連携し教員確保など　ＡＩドリルを導入　上砂川町　６年度予算案

（市町村 2024-03-15付）

　【岩見沢発】上砂川町は２月２２日、６年度予算案を発表した。一般会計の総額は前年度比３・６％増の３０億７００万円。うち教育費は３６％増の１億７３９６万円となっている。

　学校教育においては、学校法人との包括連携による小学校の英語指導および単式学級を維持するため、教職員確保に加え、学習教材にＡＩドリルを導入。情報化社会に対応できる教育環境整備の充実を図る。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり。

▽子ども・子育支援事業計画の策定＝３７５万円―少子化対策や貧困問題、ヤングケアラー問題を地域の課題に取り入れた７年度から５ヵ年の計画を策定

▽高校生以下医療費助成＝３１１万円

▽子どもの生活習慣病予防健診＝２３万円―小学５年生から中学３年生の希望者が対象

▽食育推進＝１２万円―食育講演会、食育サポーターと各種食育料理教室を実施

▽学校法人との提携・単式学級維持のため教職員確保＝２３６８万円

▽学校再編検討委員会設置＝１５万円

▽小学校指導書の更新と指導用デジタル教科書の拡充＝４２３万円

▽小・中学校ＡＩドリル導入＝９９万円

▽校務支援システム導入＝１４３万円

▽小・中学校における教育支援アプリ等の積極的な利用＝１２万円―対話型授業支援ソフトの導入によってＩＣＴ教育を一層充実する

▽ＩＣＴ支援員配置＝１８８万円

▽中学校英語検定助成＝１３万円

▽キッズ体験クラブ＝２８万円

▽放課後子ども教室推進＝２１万円

▽高校就学費助成＝２２０万円

▽特別支援学級支援員設置＝２３８万円

▽小・中学校漢字検定助成＝２２万円

▽外国人講師派遣＝３９７万円

▽小・中学校給食費全額助成＝４３５万円

▽小・中学校教材費助成＝１３８万円

(市町村 2024-03-15付)