ＩＣＴ活用へ地域おこし協力隊員　部活動　地域移行へ　連携検討協を設置　南幌町　６年度予算案

（市町村 2024-03-15付）

　【岩見沢発】南幌町は２月２７日、６年度予算案を発表した。一般会計の総額は前年度当初比５・８％減の６９億５８５８万円。うち教育費は４７％減の４億１５４５万円で、構成比は６％となっている。

　子ども体力向上事業では、児童の運動能力の向上を図るほか、中学校部活動から地域部活動への移行を検討するため、部活動地域連携検討協議会を設置する。

　また、ＩＣＴの効果的な活用による新たな学習環境づくりや運用支援、児童生徒のサポートに取り組むため、地域おこし協力隊員を１人配置する。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり。

▽児童生徒等医療費助成＝１７５６万円

▽食育活動推進＝６６８万円―親子農業体験、小中学生を対象とした食育実践、食育講演会など

▽特別支援教育推進＝８２１万円

▽高校等通学費補助＝１３６４万円

▽中学生国際留学プログラム＝６９８万円

▽少人数学級教職員加配＝５３５万円

▽公設学習塾＝５２１万円

▽英語検定料助成＝１８万円

▽地域おこし協力隊設置ＩＣＴ支援員（新規）＝５２０万円―小・中学校におけるＩＣＴの効果的な活用による新たな学習環境づくりや運用支援、児童生徒がＩＣＴ機器をスムーズに使えるようなサポートに取り組む地域おこし協力隊員を１人配置する

▽青少年健全育成＝５５９万円

▽読書活動推進＝６１万円

▽子ども体力向上＝２８５万円―児童を対象とした各種スポーツ教室等の開催を通じて子どもの体力や運動能力の向上を図る。また、中学校部活動から地域部活動への移行を検討するため、部活動地域連携検討協議会を設置する

▽健康づくり・体力向上＝３１０万円

▽給食主食補助＝３９０万円―学校給食への理解を深めることを目的に保護者や地域の方を対象とした給食試食会を開催

▽給食物価高騰対策＝１９１万円

(市町村 2024-03-15付)