歌志内市６年度予算案　児童センター　一元化施設に着工　図書館機能など８年２月供用へ

（市町村 2024-03-14付）

　【岩見沢発】歌志内市は２月２６日、６年度予算案を発表した。一般会計の総額は前年度比１２・４％増の４７億３０００万円。うち教育費は、教育施設の機能を備えた児童センター等一元化施設の建設によって１９９％増の９億９９５万円で、構成比は１９・２％となった。

　本年度、教育施設の機能を備えた児童センター等一元化施設の建設工事に着工する。市立歌志内学園の敷地内に整備し、子どもの居場所と地域交流の拠点として、多くの市民が利用できる施設を目指す。児童館や図書館、コミュニティ施設、市教委事務局などの機能があり、それぞれに集約して配置。８年２月の供用開始に向けて準備を進める。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり。

▼健康で心ふれあうまち

▽１８歳までの子ども医療費無料＝３６１万円

▼豊かな心を育む教育と文化のまち

▽高校等就学支援金＝８８２万円

▽児童生徒修学旅行費の全額助成＝１７１万円

▽英語検定料の全額補助＝１９万円

▽学校給食費無料＝４２７万円

▽デジタルドリル・電子図書ソフトの導入＝３６万円

▽奨学金貸付金制度＝２２２万円―入学準備金・免除制度

▽市費による教員の確保＝６７１万円

▽プログラミング教育教材機器の活用＝５２万円

▽ＩＣＴ支援員の活用等＝１９１万円

▽外国青年招致＝５３４万円―外国語指導助手

▽児童センター等一元化施設建設（新規）＝６億９０９２万円

▽チャレンジキャンパス＝６８万円―公的学習塾

▽芸術鑑賞教室（新規）＝２５万円

(市町村 2024-03-14付)