道教委　６年度組織機構改正　不登校支援へ体制強化　特別支援学校配置係新設も

（道・道教委 2024-04-01付）

道教委機構改正（クリックすると拡大表示されます）

　道教委はきょう１日付で６年度組織機構を改正する。生徒指導・学校安全課内に「不登校児童生徒支援係」を設置して不登校対策の着実な推進を図る体制を整備するほか、特別支援教育課では学校配置や学科整備などの教育環境の整備を担う「特別支援学校配置係」を設ける。

　改正内容の具体をみると、次年度からスタートする「ＨＯＫＫＡＩＤＯ不登校対策プラン」の実効性を確保するため、不登校児童生徒への支援の充実に取り組む不登校児童生徒支援係を設置する。

　特別支援教育課には特別支援学校配置係を新たに設置し、学校配置、学科の整備など適切な教育環境の整備や特別支援教育の充実に向けた取組を効果的に進める。

　高校教育課では主幹１人を増員し、広域分散型の本道における高校の学校経営充実に向けて組織的・継続的な支援体制を整備する。

　ＩＣＴ教育推進課にはＩＣＴ環境支援係を暫定的に増員。小・中学校における１人１台端末更新に向けた新たな枠組みを運用し、共同調達によって計画的・効率的な整備を進める。施設課では道立学校の暑さ対策強化に向けた体制を拡充。道立学校係を暫定的に増員することで空調設備整備を計画的に進める。

　５年度の全国高校総合体育大会（インターハイ）の開催準備を担ってきた高校総体推進課は廃止する。

　実施期日は４月１日から。改正に伴い、現行の５局４担当局長１８課１参事８担当課２課内室１課内センターから５局４担当局長１７課１参事８担当課２課内室１課内センターの構成となる。

　公報での掲載によって正式に決定する。

(道・道教委 2024-04-01付)