道教委６年度公立小・中広域人事　中堅５人、若手１１人異動　離島人事交流　４町に６人

（道・道教委 2024-03-28付）

　道教委は６年度公立小・中学校教職員の広域人事異動状況を発表した。中堅教員５人、若手教員１１人の計１６人が異動。このうち６人が離島人事交流で、奥尻町、羽幌町、利尻町、利尻富士町の４町に異動する。

　平成２３年度から実施している広域人事は、管内の枠を越えて教職員の全道的な適正配置を推進することで、地域における学力向上や生徒指導など教育課題の改善に取り組み、全道的な教育水準の維持向上を図ることが目的。３０年度から公募による離島人事交流も実施している。

　６年度の異動者数は前年度比４人減の１６人。このうち中堅教員は５人でうち小学校が３人、中学校が２人。男女別では男性３人、女性２人となっている。

　若手教員は１１人で、校種別では小学校６人、中学校５人。男女別では男性９人、女性２人。

　７年目を迎える離島人事交流の異動者は３人減の６人。檜山では奥尻町に３人、留萌では羽幌町に１人、宗谷では利尻町に１人、利尻富士町に１人が異動する。

　このうち中堅教員は小学校１人、中学校２人の計３人。男女別では男性が６人、女性がゼロ。若手教員は小学校３人が異動となる。

(道・道教委 2024-03-28付)