星槎もみじ中が入学式　個性磨き才能見つけよう　期待胸に５８人が門くぐる

（札幌市 2024-04-17付）

星槎もみじ中入学式

　学校法人国際学園が運営する星槎もみじ中学校（澤口文裕校長）は１３日、星槎札幌もみじキャンパスで第１１回入学式を挙行した。保護者や在校生、来賓、教職員が見守る中、５８人の新入生が期待に胸を膨らませ、学校生活のスタートを切った。

　本年度の新１年生は５８人。澤口校長は、わが子の入場を待ちわびる保護者に「晴れ姿を記録や心に残してほしい。家に帰ったら、立派に式に臨んだ子どもたちをぜひ褒めてあげて」と呼びかけたあと、新１年生が入場。保護者や在校生の大きな拍手に包まれながら席に着いた。

　澤口校長は式辞で、生徒たちとの新たな出会いに感謝するとともに、新１年生に対して「出会い↓新たな才能の発見」をテーマに説示。個性や才能を輝かせるために①思いやり②意欲③心と体―の三つを胸に刻むよう求め「全道で一番成長するよう３年間を大切に過ごして」と激励した。

　保護者に対しては、教職員が信念と愛情を持って一丸で生徒に寄り添いながら教育活動を展開することを伝え「子どものことで悩むこともあるだろう。その時は子どもたちの成長と受け止め、共に育んでいこう」と呼びかけた。

　在校生を代表してあいさつに立った３年生は「人を認める」「人を排除しない」「仲間をつくる」の三つの約束のもと、部活動やサマースクールなど特色ある教育活動を経て大きく成長した自身を振り返った。

　その上で「友達とぶつかることを恐れずに、自分の意見を言うことが大切。一緒に関わり合って、学校生活を楽しみながら成長していこう」と歓迎した。

　新入生代表があいさつし、同校への入学を喜びながら「三つの約束を大切に、仲間と一緒に楽しい中学校生活を送りたい」と抱負を述べた。

(札幌市 2024-04-17付)